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食育の大切さ
食事は食欲の出る環境で
皆さんは蛍光灯の下で食事されていませんか?
600世帯を調べたところ93.1%のお宅が蛍光灯の下で食事をされていました。

実は、免疫力を上げる理想の照明は「ローソク」なのです。
ウソだと思ったら今日の夕食はローソクを灯して召し上がってみてください。
お相手が10歳は若く見えますよ?
 

病人は当然、食欲が落ちており、物を食べられないから体力がつきません。
体力がついて初めて薬が効きます。

そこで「胃腸:粘膜」というのがすごく重要になります。
腸管には全身のリンパ球の60%以上が集中していますが、免疫力はこの腸管に集中しています。
腸内の環境をよくしておかないと、感染症にかかりやすくなったり、ストレスに弱い体になってしまいます。

 
食欲を上げるには視覚や臭覚も重要です。
きれいに盛り付けられたお料理を見れば食欲もわきますし、うなぎ屋さんや焼き鳥屋さんの前を通りかかるとその香りでお腹がグーっと鳴ります。

実はこれが重要で、トリプトファンという必須アミノ酸が分解してできるセロトニンと いう脳内物質が出てきて、よだれが出たり、お腹が鳴ったりして免役力が上昇します。

食育の重要性
今、日本では年間で約100万人の方が亡くなられていますが、そのうち65%の方はガン、心筋梗塞、脳溢血など食が原因で亡くなられています。
感染症で亡くなる方が10%、残り25%は交通事故や自殺などです。
ということは6割以上の方が食べ物によって体を悪くしているということになりますから驚きますね。
 
日本人は長生きになりました。特に女性は1985年から世界一です。
平均寿命をみると女性が85歳、男性は78歳で、両方合わせても世界一です。
しかし、問題は寝たきり、もしくは認知症などで寝ている期間が先進国の中で一番長いということです。

こうならずに健康でいる長さを健康寿命といいますが、健康寿命と平均寿命の差をみると、欧米では大体5年なのに対し日本では女性が9年、男性が7年です。
すなわち介護されている期間が長いので医療費もかかりますし、介護する方も疲れます。

健康寿命を長くするには、バランスのいい食生活と適度な運動が必要です。
バランスのよい食生活と適度な運動によって、リンパ球が活性化します。
リンパ球の中にはナチュラルキラー(NK)細胞といって、体内に侵入してきた病原菌を食べてしまうものがあります。

食育とは
食という字を分解すると、人に良いとなります。
人に良いこと、または人を良くすること、人を良く育むことが食育なのです。
食育で1番重要なのが、衣食住を伝承する家庭教育ですが、日本ではここが崩れてきています。

世界でいちばん料理のできない子どもを育てているのが日本だそうです。
世界の標準は、8歳までに身の回りの片付けができるようになり、12歳までに自分で食事が作れるようになることだそうですが、みなさんの周りではどうですか?

何もすべて手作りにすべきだとはいいません。
いろいろな調理済加工食品がありますからこういうものを「選ぶ能力」を身につける事が大切なのです。そして自分で作った物を一部加えてこの組み合わせで食べればいいのです。
  

ここで大切なのは、毎日の食に対する意識をしっかり持つということです。
好きな時に、好きなものが食べられるので、非常に便利になりました。
しかし、便利さばかりではなく、「何をどう食べるのか?」を考える必要があります。

食べ過ぎや偏食、不規則な食事に加え、大量生産され安くて便利で美味しそうに加工された食材に含まれる化学合成添加物や残留農薬、環境ホルモンなどの弊害が拡大しています。
「不自然な食品」を気にせず食べるのではなく、「選ぶ能力」を身につけることです。

 
2番目に重要なのはしつけです。
最近は箸を正しく持てない人が増えました。
今から20年前は小学生の約38%が箸を正しく持てました。それが、今は12%です。
小学生だけでなく、担任の先生も42.1%が箸を上手に持てません。(笑い)

日本の箸の歴史は1400年です。最初に使った有名人は聖徳太子だそうです。
1400年の歴史の中の、わずかこの20〜30年の間に箸が持てなくなってしまったのです。

ところが、在日のフランス人、スペイン人、イタリア人は皆さん、箸を持つのが非常に上手です。
今、欧米では箸が持てないとエリートといわれないそうですよ・・・
また、「いただきます」も「ごちそうさま」も集団ではいえても個人的にはいえない人が多いようです。
 
3番目は食糧問題です。
日本の食糧自給率はカロリーベースで40%しかなく、60%は輸入に頼っています。
先進国の中では最低で、世界191か国では下から数えて48番目です。
40年前の自給率は73%もありましたが、どんどん下がってしまったのです。

日本の残飯の半分で世界の餓死者を救える
食糧自給率が下がった原因を3つ挙げてみましょう。
1つは、食生活がガラッと変わったことです。
40年前はお米を1人、年間112kg食べていたのが今は60kg。
増えたのは、肉が5.5倍、油脂4.1倍、清涼飲料水、スナック菓子が4倍になっています。このことは、日本にないものを輸入しなくてはならなくなったということでもあります。
外国から安い物が入ってきたため、国内の生産力が低下したのです。

そして、自給率が下がりました。
それと働き手の問題もあります。漁業や農業をやっていた方が、40年前には1420万人もいたのが、今では320万人に減りました。平均年齢は63歳、若手がいません。
 

そして何と残飯量は世界一。
1人年間171sも残飯を出しています。
自給率40%、輸入率60%の日本は合計6434万トンの食糧を食生活に使っているのですが、そのうちの2000万トンを残飯にしています。

そのうち過食部分が720万トン、金額に直すと11兆2000億円、そして日本で取れている40%の自給率を金額にすると12兆4000億円。
金額ではなんと9割を捨てていることになります。

 
世界65億の人口のうち8%が豊かな食生活をしています。
人数にして約5億1000万人、この中に1億3000万人の日本人がほとんど入っています。世界では92%の人たちが栄養失調で、1日に3500人、年間では1300万人が餓死しています。

日本人が捨てている残飯720万トンがあれば、1300万人どころか2300万人以上が救えるのです。
日本の家庭の冷蔵庫には、詰めに詰めて落ちてくるほど食品があふれています。
そして、少しでも古くなると、賞味期限を確かめもせずに、ぱっと捨てる。
買い物をきちんとコントロールすることも食育なのです。
  

さらに心配なのは、骨密度のピークは20歳なのに、70歳以上かと思われるような、軽石のようにスケスケの骨をしている若い人が増えています。
食生活のバランスが悪いうえにダイエットまでしているからです。

こういう食生活をしている人は骨だけでなく、他の機能も弱っています。
アレルギーやアトピー、喘息、皮膚病、自律神経失調症、キレる子供・・・。
バランスの良い食生活と適度の運動をすることは本当に大切なことです!

アレルギー・生活習慣病は胃腸(粘膜)から
近頃の小学生を見ていて心配なのはアレルギー疾患が多くなっていることです。
日本人は3人に1人、小学生は43%がアレルギー疾患だとされています。
昔はほとんど無かった病気です。
アレルギーの原因はシックハウスや化学薬品、ダニ、カビ、スギ花粉などが半分以上ですが、3分の1以上は食品が原因です。

2000年に厚生労働省が24品目のアレルギーの原因物質となる食品を発表しました。
それは皆さんが毎日食べている牛乳、卵、小麦粉、牛肉、豚肉、鶏肉、エビ、マツタケ、イカ、青背の魚などのほか、オレンジ、りんご、桃、キウイ、バナナなどの果物です。

これらの食品がなぜアレルギーを起こすのでしょうか?

輸入や生産過程で使われる化学合成添加物(合成着色料、合成保存料、発色剤、酸化防止剤など)、残留農薬、残留抗生物質など、まわりまわって私達の体に入って来ています。
1年間に添加物を6kg!も摂っていると言うことをご存知ですか?肝臓が大変です。

 
もう1つの問題は、口呼吸をすることです。
口呼吸では外部から雑菌が進入しやすくなり、雑菌の汚染によって口内や腸内粘膜の環境が悪化します。
鼻呼吸ならば、雑菌やゴミを粘液が吸収して外に出してくれますが、口呼吸では粘膜がだめになります。

こういうことを親の立場、子どもを持つ立場で知る必要があります。
これがだんだん他人任せになってきています。
自分たちで胃腸の粘膜をどう守るかを考えることも食育の一環です。

継続の必要性・意識の大切さ
身体に良い食事は健康の基本です。
ところが、すべての食に気を配ることは大変です。

無農薬野菜だけを食べましょうとか、1日30品目以上とりましょうというようなことは、
望ましいけれど、なかなかできることではありません。
もちろん、それを実践できれば素晴らしいことだと思います。
しかし、続けられなければ意味がありません。

忙しい毎日だからこそ、無理なく続けられることが必要だと思います。
大切なのは、毎日の「食に対する意識」をしっかり持つことです。
そして忘れてならないのは、身体に良いモノを摂ることと同時に、身体の中に入った悪いモノ(添加物、農薬、・・・)を排出すること(解毒)です。

食育(食生活を通した人間教育)の必要性をご理解いただければ幸いです。

「何とかしたい」症状に・・・
アトピーやアレルギー、皮膚病でお困りの方、
口内炎や口臭、胃炎、便秘でお悩みの方、
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